
いちごを育てていると、細いツルみたいなものがスーッと伸びてきて「これ、切っていいの?」「放っておくとどうなるの?」って気になりますよね。
わかりますよね。
ランナーの扱いが曖昧なままだと、実が小さくなったり、苗づくりがうまくいかなかったりして、ちょっともったいないんですね。
でも大丈夫です。
ランナーは、タイミングさえ押さえれば私たちでも上手にコントロールできます。
この記事では、「収穫中は切る」「収穫後は伸ばして増やす」という基本から、プランターでもやりやすいUピン固定の活着方法、孫株・ひ孫株の選び方、切り方のコツまで一緒に整理していきます。
読み終わるころには、来年用の元気な苗づくりがきっと身近になりますよ。
ランナーは「収穫中は切って、収穫後に増やす」がいちご育て方の近道です
結論から言うと、いちごのランナーは収穫している間は見つけ次第カットして、収穫が終わったらランナーを伸ばして子株を発根させ、苗を増やすのが基本です。
これは複数の栽培情報で共通して紹介されている王道のやり方なんですね。
そして苗づくりでは、ランナーの先にできる「子株」を土に固定して発根させます。
最近は家庭菜園向けに、3号ポット+野菜用培養土+Uピン固定の簡単な方法がよく紹介されていて、私たちにも取り入れやすい流れになっていますよね。
そうするのは、親株の体力と苗の質を両立させたいからです
ランナーは「苗を増やすための繁殖器官」なんですね
いちごのランナーは、開花後(初夏頃)に親株から伸びる細い茎のことです。
その先に新芽(子株)ができて、土に根付くことで新しい苗として増やせる、いわばいちごの増え方そのものなんですね。
収穫が終わったあとにランナーを伸ばして、子株・孫株・ひ孫株…と株分けして、翌年の苗を作るのが一般的です。
収穫中にランナーを残すと、栄養が分散しやすいと言われています
実が育っている時期にランナーを伸ばしっぱなしにすると、親株の栄養が実とランナー側に分かれてしまい、結果として実つきや果実肥大に不利になりやすいとされています。
だから収穫中は、ランナーを見つけたらこまめに切り取るのがコツなんですね。
苗づくりは「発根の安定」がいちばん大事かもしれませんね
収穫後に苗を作るときは、子株をしっかり根付かせる(活着させる)ことが大切です。
近年は気候が読みにくい日も増えて、発根が不安定になりやすい…と感じる方もいるかもしれませんね。
そのため、家庭菜園向けの情報でも土を湿らせる管理や固定してグラつかせないなど、発根を安定させるポイントが強調されています。
プランターでもできる!ランナーの扱い方を3ステップで具体的に
具体例1:収穫中はランナーを見つけ次第カットする
「実をたくさん収穫したい」時期は、ランナーは基本的に不要になりやすいです。
なので、見つけたらハサミで切ってOKですよ。
ポイント
- 収穫中(実がなっている間)は、ランナーをこまめに切る
- 切り忘れると、株が混み合って風通しが悪くなることもあります
「切ったらかわいそうかな…」って迷う気持ち、わかりますよね。
でもこの時期は、親株さんに実づくりへ集中してもらうのが、結果的にいちごの幸せにつながるんですね。
具体例2:収穫が終わったらランナーを伸ばし、子株をポットで受ける
収穫終了後は、いよいよ苗づくりタイムです。
親株からランナーを伸ばして、先にできた子株を土の上に置いて発根させます。
用意するもの(家庭菜園の定番セット)
- 3号ポット(子株の数だけあると便利です)
- 野菜用培養土(弱酸性のものが使いやすいとされています)
- Uピン(針金・ワイヤーでもOK)
- 清潔なハサミ
活着のやり方(Uピン固定)
手順はシンプルです。
- ポットに野菜用培養土を入れて湿らせる
- ランナー先の子株を、ポットの土の上にそっと置く
- Uピンで子株を軽く固定して、グラつかないようにする
- 水やりしながら、1週間程度を目安に発根を待つ
この「固定」が、思った以上に大事なんですよね。
発根前に子株が動くと根が出にくくなるので、グラグラしないかだけは毎日チェックしてあげると安心です。
深植えNG:クラウンは土に埋めすぎない
子株の根元(クラウン)は、土の表面に軽く触れるくらいが目安です。
深く埋めるのはNGとされていて、ここを間違えると調子を崩しやすいんですね。
「置く・固定する」くらいの感覚でやると失敗しにくいですよ。
具体例3:子株より「孫株・ひ孫株」を優先して、良い苗を残す
ランナーには、親株→子株→孫株→ひ孫株…という順で株がついていきます。
ここ、ややこしくて気になりますよね。
家庭菜園の情報では、子株は弱いので捨てて、葉が3〜4枚そろった孫株・ひ孫株を優先する方法がよく紹介されています。
元気な苗を残したいなら、ここはかなり大事な選抜ポイントなんですね。
ランナーを切って株分けするタイミングと切り方
孫株・ひ孫株がしっかり育ってきたら、ランナーを切って親株から独立させます。
切り方の目安としては、
- 親株側のランナーは2〜3cm残して切る
- 子株側からさらに伸びるランナーは短く切除する
といった方法が紹介されています。
切ったあとは、苗が自分の根で生きていく段階なので、水切れだけは注意したいところです。
具体例4:土と置き場所を整えるだけで、活着がラクになるかもしれませんね
苗づくり中は、環境づくりも地味に効いてきます。
- 土は野菜用培養土など、水はけが良いものを使う
- 日当たりと風通しを確保する
- 発根中は土を乾かしすぎない(湿り気をキープ)
「毎日完璧に管理しなきゃ」と思うと疲れちゃいますよね。
でも、乾かしすぎない・グラつかせないの2つを守るだけでも、活着はかなり安定しやすいはずです。
いちごのランナー管理は、タイミングと固定がすべてです
最後に、いちごのランナーの育て方を整理しますね。
- 収穫中は、栄養分散を防ぐためランナーは見つけ次第切る
- 収穫後は、親株からランナーを伸ばして苗づくりをする
- 子株はポットの土に置き、Uピンで固定して発根させる
- 苗は孫株・ひ孫株を優先し、葉3〜4枚を目安に選ぶ
- 株分けは、親株側ランナーを2〜3cm残して切るのが目安
- クラウンの深植えはNG、グラつきと乾燥に注意
こうして見ると、やることは意外とシンプルですよね。
「いつ切るか」「どう固定するか」さえ押さえれば、ランナーは頼れる味方になってくれます。
まずは1株だけでも、来年の自分にプレゼントしてみませんか
いちごのランナーって、最初は扱いづらく感じるかもしれませんね。
でも、1つの子株(できれば孫株・ひ孫株)をポットで受けてみるだけでも、感覚がつかめてきます。
来年、元気な苗がスタンバイしていると、春の楽しみが増えますよね。
私たちも一緒に、まずは「収穫中は切る」→「収穫後に1苗だけ増やす」から始めてみましょう。
きっと「ランナーって便利なんだな」って思えるはずです。